水痘(すいとう)とは、水痘‐帯状疱疹ウイルス(VZV)に感染した結果、37~38度の熱とともに全身に水泡ができる、俗に「みずぼうそう」といわれる感染症です。とても感染力が強くて、5歳までに約80%の子供が罹るといわれ、毎年100万人程度の方が罹り、4,000人程度が重症化したり、合併症(髄膜炎、脳炎など)で入院され、10数名の方は水痘によって命を落としているというデータがあります。

残念ながら現在日本では、水痘に対する予防接種(ワクチン)は任意接種(保険が適応とならない自費接種)のため、その接種率も低く、40%前後と推定されています。

水痘のワクチンは1回の接種で80%前後の予防効果があるとされ、水痘に対する免疫を引き起こす作用が比較的高いのですが、それでも水痘ワクチン接種者の20~30%が水痘に罹患してしまうため、2回接種が望ましいと薦められています。

海外では米国が2006年から2回接種を公費で行えるようになり、水痘罹患率の大幅な減少が確認されました。

当クリニックでも、水痘ワクチンの接種を行っております。大切なお子様のためにも是非、ご検討くださいますようお願いします。